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パーム油と地球温暖化

 

  我々の無意識な日常が、世界で起きている環境破壊

とつながっているケースが多々ある。

 

 例えば、チョコレートやアイスクリーム、カップラーメン、マーガリン、日用品ではシャンプーや化粧品、洗剤などにはパーム油が配合されている。

 

 異常気象を引き起こしている地球温暖化は温室効果ガスの約7割がCO2で占めている。CO2を吸収して空気を勇逸正常化してくれる森林を増やしていく必要がある。

 

 インドネシアのスマトラ島では、1985年には2530万ha有った熱帯林が、2016年には1040万haにまで減少し、30年間で約半分以上の熱帯林が失われてしまった。熱帯林を伐採して農園の開発を進めたからである。パーム油の原料となるアブラヤシや、紙の原料のアカシアやユーカリを栽培する為である。

農園は熱帯林ほどのCO2は吸収できないし、その密林に暮らしていた総ての生き物の生態系への影響などが出ている。

 

 店にスナック菓子の200円の商品と、企業が発売しているPBの100円の商品が並んでいて、その内容に大差がなかったら、安値のPB商品を選ぶとはずだ。

 

 安価のスナック菓子には安価のパーム油が使われているケースが多く、安価なパーム油には安価である深刻な理由がある。

 

・地球で勇逸、空気の正常化ができる熱帯林の広大な伐採。

・生産過程のCO2の発生

・過酷な環境や条件での労働や児童労働。

・生物多様性については生態系の破壊

・生産過程の廃棄物の処理

・ゴミの処理

 

などの無秩序な環境破壊が行われているのだ。

 

 日本人は、年間平均5キロ/人のパーム油を消費している。

スナック菓子や日用品の使用や商品の問題を論じているのではなく、

 

 言いたいのは 「我々の無意識な日常」 で起きている一例を綴ってみた。

©2022 by 森埜 猩猩。Wix.com で作成されました。

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