森埜猩猩
Morino Syoujyou

危機感を募らせて
プロフィール
森埜 猩猩(Morino Syoujyou)
環境ジャーナリスト
Naturalist(自然観察指導員)
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Forest Watching(森の見学)
Fly Fisher (湖派)
Climber(アルピニスト)
Bird Watching(野鳥の観察)
アホウドリ保護プロジェクト参加(山階鳥研)
~絶滅危惧種から外れる未来を目指して~
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種田山頭火の悲壮感に共感し奮迅する。
放浪と酒と性。仏教にすがる。
要は総て「現実逃避」を正当化する言い訳だが、
この現実逃避こそが人間を大きくしてくれる部分である。
山頭火は己の「愚」を貫き、
「己を偽らず生き、苦しまずにコロリと死にたい。」と記している。
山頭火は曹洞宗の雲水だが、不詳、小生は密教を信心し、
総ての気の流れを掴み感じつつも、山頭火同様「愚」を
重んじて肩の力を抜いて、緩く生きる事にした。
すべての選択に中立で、無理なく、我慢しない選択が大切。
確実に生きて来た時間より死に向かう時間が短くなった今、
死に様を考える生き様に矛盾を感じる。
島々を放浪し目の前が開けたのは「愚」と言う生きる力との
出逢い己の分身の無念を晴らしてこそ即身成仏。
肉体と精神の滅びを如実に感ずる昨今。違和感無く、無理なく、
素直に取り組む事のできる何かを見つける為に密教を学び、
それが見つかり納得したので、己を縛る総ての物に決着を付けて、
残された時間を原始杉の時の流れに感じながら「森」に
傾向し対峙する。これからの時間は振り向かず、
反省しない。悔まない。貉として森に生きる。
色即是空。
佐渡島 原始の森「金剛杉」にて。
プライベートオフィス フィトンチッド
植物は根から雑草の生育をはばむ物質を出したり、
葉を枯らしたり、幹を痛める樹病菌から自分を
守る物質を出して身を守ります。
このような自己防衛する物質を
・・・・・「フィトンチッド」・・・・
と言います。植物は根を下ろした場所で生き続け、自分で身を守らなければなりません。
森羅万象。自然界では不思議な力が働き、人には理解できない不思議な能力が備わっています。
その神秘な力をオフィス名にさせて頂きました。人からも樹病菌からも自己防衛する。
真面目に生きてりゃ、馬鹿を見るけど、
たやすく怯んで引き下がるのはゴメンだ。
世良公則さん<ハートイズゴールド>より。
Fly Fishing 歴38年(Lake only)
朝靄の静まり返る湖に立ち込み竿を振っていると、湖畔の森の今の状況が見えてくる。
静粛に止まった湖面に映し出される森の刻々と蝕ばまれていく様が止められない現実が
リアルに伝わって来る。数年前から魚影が薄くなったなぁ。
こんな山頂湖まで破壊は進行してきてる。
奥日光の山頂湖にて。